結局白湯と冷水どっちがよいの?それぞれの効果を徹底解説!
喉が渇いたときに、冷水や白湯を飲んで水分補給している人もいるでしょう。しかし「白湯と冷水では水分補給に効果が高いのはどちらだろうか?」と疑問を感じる人もいるのではないでしょうか。健康に注意している人は、効果が高い方を選択したいでしょう。冷水と白湯でも効果は異なるといわれています。水分補給の際のポイントを解説しましょう。
白湯=お湯ではない
白湯をお湯と認識している人もいるのではないでしょうか。しかし、白湯とお湯は違う物であることを念頭に置いておくとよいでしょう。ここでは、白湯とお湯は何が違うのかについて解説します。
白湯とお湯では温度に違いがある
白湯とお湯は、温度に違いがあり、お湯の場合は温度が40度以上となっています。しかし、白湯の場合は温度が90℃以上になっているので、お湯より温度が高いものなのです。白湯は水を沸騰させたものですが、熱いままでは飲むことができない人もいます。そのため、白湯を沸騰直後に飲むのではなく、少し冷ました状態で飲むものと覚えておきましょう。
定義が違う
白湯とお湯では定義が違うことも理解しておくとよいでしょう。お湯は水に熱を加えたものですが、白湯は水を沸騰させて不純物を除去したものです。そのため、白湯は水を沸騰させる必要があります。白湯とお湯では定義についても違うので、違いを把握しておくようにしましょう。
白湯がよいといわれている理由
水分補給する際に、白湯やお湯、冷水などを飲んでいる人もいるでしょう。自分の状況や体調によって飲み物は変わるかもしれませんが、水分補給をするときは、できるだけ白湯を飲む方がよいといわれています。なぜ白湯を飲むことがよいとされているのか、ここから理由を解説しましょう。
腸の働きを促して便秘改善となる
白湯を飲むと腸の蠕動運動を促進させ、便秘を改善できる可能性があります。便秘の原因としては水分不足、腸の動きが鈍くなっていることが挙げられるでしょう。しかし、白湯を飲むことで腸の動きが活発になり、消化を助けてくれる効果を得られるかもしれません。便秘気味の人は、白湯を積極的に飲むことで便秘の改善を期待できるでしょう。
基礎代謝が向上してダイエット効果を期待できる
白湯を飲むと、ダイエット効果も期待することができます。白湯を飲むことで体内を温めることができ、基礎代謝を向上させられるといわれているのです。基礎代謝が向上することで脂肪を燃焼しやすくなり、血行がよくなることから体質改善を期待でき、痩せやすくなる可能性があります。基礎代謝を向上させて運動すると、ダイエット中に効果を実感することができるかもしれません。ダイエットの効率を少しでも上げたいなら、白湯を飲むことを習慣化してみましょう。
美肌効果を得られる
白湯を飲むことには、肌のターンオーバーを促進させる効果もあるといわれています。白湯を飲むことで腸が活発になり、老廃物の排出を促す作用があるためです。老廃物がたまるとニキビなどの肌トラブルの原因となりますが、老廃物を定期的に排出している状態ではデトックス効果が高まり、肌がキレイになる可能性もあるでしょう。
二日酔いの解消も期待できる
お酒を飲み過ぎると、翌日に吐き気などの症状を感じることもあるでしょう。二日酔いの状態は、お酒で胃に負担がかかっているためです。しかし、白湯を飲むことで胃に負担をかけず、脱水症状を起こす可能性を軽減させることもできます。二日酔いが辛いときは、白湯を飲んで症状の緩和を図ってみるとよいでしょう。
運動後は冷水がおすすめ
水分補給として、冷水を飲むことが習慣となっている人もいるでしょう。冷水を飲むと心地よさを感じることができ、体内の温度の上昇を抑えることもできます。冷水は体の温度を下げることから飲み方には注意が必要ですが、運動した後に飲むことはおすすめできます。ここからは、なぜ運動後は冷水がよいのか解説しましょう。
水分を早く吸収できる
冷水を飲むとよいとされているのは、体を素早く冷やすことができ、水分を体内に吸収させやすいためです。運動した後は体温が上昇している状態なので、体内を冷やさないと熱中症になってしまうことがあります。白湯やお湯では水分補給できても、体温が上昇して熱中症になることもあるので、運動後は冷水を飲むことがおすすめです。
白湯と冷水を飲み分ける
白湯と冷水を飲み分けるのもよい方法です。運動前に白湯を飲んで基礎代謝を向上させておき、運動後は冷水を飲んで水分を素早く補給すると、熱中症を避けることができ、運動の成果を実感しやすくなるでしょう。
白湯を日常的に飲むようになると、健康や美容によい作用をもたらすことが期待できます。冷水は水分の吸収効率がよく、体温を下げることができるとされているのです。状況に応じて飲み分けることで、体温調節もしやすくなるため、両方のメリットを得られるように飲み分けるようにしましょう。